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トヨタ、みずほ情報総研/輸送用燃料の製造に伴う温室効果ガス排出量の研究報告書公開

2004年12月02日/未分類

トヨタ自動車(株)と、みずほ情報総研(株)は、将来の輸送用燃料の方向性を検討する上で重要な指標の一つとなる、輸送用燃料を製造する際の温室効果ガス排出量に関する調査研究を実施し、研究報告書としてまとめた。

ガソリン車、ハイブリッド車、燃料電池搭載車など、自動車に用いられる動力源が多様化するにともなって、輸送用燃料として、従来からのガソリン、軽油のほかに、天然ガスや合成液化燃料、バイオマス燃料、水素などの利用が検討されています。これらの動力源や燃料の利用が環境へ与える負荷を公正に評価するための基礎情報の把握を目的に、トヨタの委託により、みずほ情報総研が調査研究を実施した。

研究報告書は、日本において現在使用されている、もしくは将来の使用が検討されている輸送用燃料の、主にWell-to-Tankにおけるエネルギー消費量、温室効果ガス排出量およびエネルギー効率の算出を行った結果をまとめたもの。

さらに、その結果と、これまでにトヨタが調査研究してきたTank-to-Wheelに関するデータとあわせ、一つのケーススタディとして、セダン系乗用車の所定の条件のもとでのWell-to-Wheelにおける温室効果ガス排出量を算出した。

トヨタとみずほ情報総研は、環境保全や資源エネルギー問題に取り組む機関がこれらの基礎情報を活用し、将来の輸送用燃料に関する調査研究や議論がより活発に行われることを期待し、今回報告書を一般に公開するとともに、今後は学会などでの発表を積極的に行っていく。

研究報告書の詳細は下記アドレスを参照。
http://www.mizuho-ir.co.jp/research/wtwghg041130.html

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