(株)アイ・ティ・フロンティアとSAPジャパン(株)は、アイ・ティ・フロンティアが、SAPの中小企業向け統合基幹業務パッケージである「SAP Business One(エスエイピー・ビジネスワン)」を社内の一部門に採用した、と発表した。カスタマーサービス部門に導入し、保守サポートに利用する。
アイ・ティ・フロンティアで、ハードウェアの保守サポートを行うカスタマーサービス本部では、受注や契約、コスト管理などのため、部門内で使用するシステムの導入に際し、SAPR/3との親和性が高く、小規模の組織での利用に適したSAP Business Oneを選択した。
アイ・ティ・フロンティアはSAPジャパンとの間でSAP Business Oneの販売契約を締結しており、製品知識はもとより、導入やメンテナンスに関する専門知識も持っています。今回、社内の一部門でSAP Business Oneを導入することにより、SAP Business Oneのユーザとしても経験・知識を蓄積し、今後のSAP Business One販売に活かす計画。
アイ・ティ・フロンティアのカスタマーサービス本部の概要とSAPBusinessOneの活用範囲。
カスタマーサービス本部の概要
カスタマーサービス本部では、システムのヘルプデスク、教育・研修、ハードウェア保守等の業務を行なっている。今回の導入で、保守契約管理の徹底を成功させ、最終的には全社の保守契約の一元管理を図ります。これにより、従来、社内の各部署で別々に行っていた業務を一元化し、お客様へのサービスレベルの向上を図る。
SAP Business Oneの活用範囲
1.ハードウェア、ミドルウェア、運用保守サービスなどの受発注業務全般
2.SAPBusinessOneによる見積書、契約書発行、委託契約などの販売管理業務の標準化と半自動化による業務効率改善
3.継続的な保守サービス契約の変更履歴管理及び定期的な契約更新の実施による既存契約の維持
なお、アイ・ティ・フロンティアは12月10日、、「価値創造企業を目指すならSAP Business Oneセミナー」(無料・事前登録制)を開催する。このセミナーでは、SAPBusinessOneの概要とそのメリット、アイ・ティ・フロンティアのSAPBusinessOneに関するサポート体制および、カスタマーサービス本部での導入事例を紹介する。
詳細は、下記アドレスを参照。
http://www.itfrontier.co.jp/solution/36/39/56/000707.html