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住友商事/中国・深センに物流子会社設立

2004年12月08日/未分類

住友商事(株)は、物流子会社のスミトランス・アジア(香港)社を通じ、中国・深センに同社100%出資の新物流子会社を設立した。中国本土・香港間で本年1月に発効した経済緊密化協定(CEPA)の枠組みを活用するもの。

中国・華南地区は、繊維・家具・雑貨など従来の基幹産業に加え、広州を中心に自動車産業が集積し、物流サービスのニーズが高まっている。

新会社は、①海上・航空貨物の国際フォワーディング、②中国国内輸送、③倉庫業務等の機能のほか、深セン保税区内で稼動中の物流センター(福住物流(深セン)有限公司、住友商事グループ100%出資)の事業を継承し、工場設備輸送から部材調達、製品輸送まで幅広い物流サービスを提供できる体制を構築、スミトランス香港との一体運営により華南地区での物流事業拡大を図る(2005年には広州及び中山・珠海地区に支店を開設する予定)。

さらに、東南アジアや日本の物流子会社とも連携し、中国を中心としたアジア域内、中国―米国間、中国-欧州間の物流サービスの拡充を図っていく。

新会社の概要
社名:華南住商国際貨運有限公司
(英文社名:Sumitrans South China Co.,Ltd.)
設立:2004年11月
本社:広東省深セン市
社長:スミトランス香港より派遣
資本金:800万香港ドル(約1億1千万円)
株主:住友商事グループ100%(スミトランス香港80%、香港住友商事20%)
事業:国際フォワーディング(海上・航空貨物)、中国国内輸送、倉庫(一般・保税)、等

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