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ノーリツ/中期経営計画

2004年12月21日/未分類

(株)ノーリツは、国内のリフォーム事業強化と海外での給湯器生産・販売強化を織り込んだ2005年1月から3年間の第2次中期経営計画を策定した。

2007年連結業績は売上高1850億円(2004年12月見込比9.5%増)、経常利益100億円(2004年12月見込比28%増)、ROE6%を目指す。リフォーム事業における販売ネットワークづくりや、2007年稼動予定で進行中の上海における第2工場など成長基盤を確立し、業務改革による体質強化で将来に向けて成長し続けるための布石をうつ。

第二次中期経営計画では既存領域を強化し、新規領域拡大を図るための需要開発を進める「ニューバリュー政策」、リフォーム向け商品開発と既設住宅を対象とした販売ネットワークづくりによってリフォーム事業を拡大する「ハウレッシュ政策」、輸出や海外での生産、販売を拡大する「グローバル政策」を事業構造強化の3大政策として定めた。

温水空調関連機器では輸出を含めた海外事業を2004年12月期の売上高見込金額の2.6倍、130億円まで拡大します。中国、アメリカ、オセアニアを中心に国内で培った温水機器の技術をベースに販売体制を強化し、海外の温水機器市場へ本格的に参入する。

国内では特に環境負荷を軽減した温水機器の開発、温水機器とシステム機器を融合した商品開発を強化する。

またデイケア施設など業務用温水機器販売、製品・部品のOEMに力を入れる。

浴室厨房関連機器はリフォーム需要が高まることから、システムバスやシステムキッチン、ビルトインコンロの販売を強化し、2004年見込比11%増の490億円に売上高を拡大する計画。

原材料を中心としたコストダウンは3年間で120億円を計画し、製品・部品の統廃合を進めるなどプロジェクトを立ち上げるほか、技術開発による重要機能部品のコストダウン、海外調達比率を高めるなどして取り組み、第2次中期経営計画の設備投資は海外で50億円、国内では200億円を予定している。

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