（株）アルバックと連結子会社であるアルバック機工（株）と中国の江蘇宝驪集団有限公司との3社により、真空ポンプ用部品の生産を目的とした新会社を設立する。
中国では家電製品や自動車関連の設備投資が積極的に行なわれ、これらの分野に使用する真空ポンプ市場が急成長しており、平成7年に真空ポンプの製造子会社（寧波愛発科真空有限公司、通称寧波アルバック）を設立し、真空ポンプの拡販に努めた。
近年、真空ポンプの顧客は家電製品や自動車関連以外の一般産業機器やエレクトロニクスなど広範囲にわたっており、そのような市場に迅速に対応し、グローバルな仕様に対する生産対応と適正価格での販売を行なうため、真空ポンプ用部品製造の新会社を設立する。
新会社の概要（予定）
商号：愛発科天馬電機(靖江)有限公司
（ULVACTianmaElectric(JingJiang)Co.,Ltd.）
代表者：董事長中村静雄(非常勤㈱アルバック常務取締役）
所在地：中華人民共和国江蘇省靖江市建安路6号
主な事業内容：真空ポンプ用部品（モーター）の製造、販売
設立：平成17年1月
決算期：12月
資本金：300万米ドル
出資比率：アルバック(40％)、アルバック機工（株）(20％)、江蘇宝驪集団有限公司(40％)
従業員数：設立時130名
事業規模：約5億円（平成17年12月期予定）
