ヤマハ発動機、三井物産/新たに欧州販売統括会社設立

2007年11月30日 

ヤマハ発動機と三井物産は、共同出資による欧州での販売統括の新会社を11月28日に設立し、2008年1月1日より営業を開始する。

新会社「Yamaha Motor Middle EuropeB.V.(ヤマハ・モーター・ミドル・ヨーロッパ/以下:YMME)」とし、ヤマハ発動機の100%子会社で欧州全域の販売を統括しているYamaha Motor Europe N.V.が60%、三井物産の100%子会社で欧州の自動車販売を統括しているMitsui Automotive Europe B.V.が40%を出資して資本金18,000ユーロで設立し、オランダのスキポールライク市に所在するYME内に本社を置く。

新会社、YMMEは、欧州で7ヶ国にまたがる広い市場を舞台に、ヤマハ発動機、三井物産のお互いの強みとシナジーを発揮することを主眼とし、主要市場であるドイツ、イギリスでのビジネス伸長と今後の成長が期待できる東欧市場での事業基盤の強化を目指す。

なお、ドイツとイギリスに加え、オーストリア、ハンガリー、チェコ、スロバキア、ポーランドを統括エリアとし、既存6販社を子会社化することで経営を統合する。

これまで、欧州の主要市場であるドイツ、イギリスでは、グローバルな総合力を持つ三井物産の主導でヤマハ発動機製品の輸入・販売を行う会社を1970年代に設立し、二輪車を主力とした販売事業を展開してきた。

今後の市場拡大が見込まれている東欧圏では、市場開放が始まった1990年代初頭より、ヤマハ発動機がオーストリア、ハンガリー、チェコ、スロバキアで、三井物産がポーランドにおいて、それぞれ市場開拓を行い事業基盤の整備を進めてきた。

今後は、YMMEの設立により、近年、競争が激化している欧州市場において、二輪車メーカーであるヤマハ発動機が主導となり、顧客ニーズに合致した施策を推進し、販売を強化する。

具体的には、ヤマハ発動機の強みである新商品の投入や販路政策の推進を積極的に行うとともに、ファイナンス事業等の周辺分野での三井物産との相乗効果により、欧州市場での事業を拡大し、営業初年度(2008年)に4億5,000万ユーロ(約700億円)の売上高を計画している。

Yamaha Motor Middle Europe B.V.(ヤマハ・モーター・ミドル・ヨーロッパ)の概要
所在地:オランダスキポールライク市(ヤマハ・モーター・ヨーロッパ内)
設立日2007年11月28日
稼動日2008年1月1日
代表者:社長早川茂男
資本金18,000ユーロ(約290万円)
事業内容:ドイツ、イギリス、オーストリア、ハンガリー、チェコ、ポーランドの販売会社の経営統括および営業企画
従業員数7名
事業規模:4億5,000万ユーロ(約700億円/2008年計画)

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