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ダイフク/中国・広州に現地法人設立

2004年12月26日/未分類

(株)ダイフクは、中国南部(華南)における自動車産業の急速な発展に対応するため、自動車生産システムの販売から工事、アフターサービスまでを一貫して行う現地法人「大福自動輸送機(広州)有限公司」(以下:DAG)を設立し、2005年1月4日より営業を開始する。

DAGは、ダイフク全額出資の独資企業。広州・福州・重慶に事務所を置き、常駐日本人1名(総経理)、中国人11名の12名体制でスタート。営業・工事・サービスのほか、現地協力企業への周辺設備の製造委託、加工組立なども行う。

将来は、技術要員も加えて増強する計画。来年度(2006年3月期)売上15億円を目標としている。

華南の中心都市・広州は、北京・上海に並ぶ経済圏。自動車生産でも、トヨタ自動車、日産自動車、本田技研が進出、現地企業との合弁などで新工場建設・既存工場の拡張・能力増強に乗り出している。

生産台数は2006年に4輪車100万台(2004年44万台)に達し、中国一になる見込み。同様に、福州は台湾系の東南汽車、重慶は長安フォードなどが増産計画を打ち出している。

ダイフクのコア事業の一つである自動車生産システム事業では、日本・米国に続く第3の市場として特に中国に力を入れており、2003年1月に現地法人「大福自動輸送機(天津)有限公司」(以下:DAT)を設立済みで、DAG設立により、華北=天津、華南=広州という地域密着体制を確立、顧客ニーズをいち早くキャッチして提案に結び付け、中国市場深耕に弾みをつける。

自動車生産システム事業全体として、2007年3月期までに東北部や華中でさらに5拠点を開設、中国10拠点体制とする。同時に日本のマザー工場などでの研修やDAG、DAT間の連携を通じて、優秀な現地社員を育成し、中国全体で75億円の売上を目指す。

「大福自動輸送機(広州)有限公司」会社概要
社名:大福自動輸送機(広州)有限公司
所在地:広州市保税区
資本金:605,000USドル(約6,650万円)
営業開始:2005年1月4日
代表者:董事長天草晴吉
総経理飯田一夫

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