ダイフクは、自社のピッキングカートシステム向けに重量検品機能を付加したピッキング台車を開発、販売を開始したと発表した。
<重量検品機能付きピッキング台車>
ピッキングした商品の重量をコンテナ単位で自動計測し、集品個数の計測ミスを削減し作業を迅速化できる。駆動部はリチウムイオン電池の採用やフレーム構造の簡素化で、台車の小型軽量化を実現。車輪も従来タイプの4輪から自由輪を追加した5輪に変更し、回転半径を小さくするなど操作性を高めた。
ピッキングカートシステムは、台車上のディスプレイなどに表示された指示に従い、棚から商品を摘み取り、店舗ごとなどに設定されたコンテナに仕分ける台車式ピッキングシステム。複数のオーダーを同時に処理でき、効率的なピッキング作業ができるシステムとして、多品種少量の部品を扱うパーツセンターや、食品スーパー向けの配送センターなどに納入実績がある。