アドバンスド・コア・テクノロジー／ASPによる距離計算サービス開始

2005年01月04日／未分類

アドバンスド・コア・テクノロジー（株）は1月21日、トラック輸送に活用するACT距離計算シリーズの基本機能をインターネット環境で利用できるASPサービスを開始する。

顧客のパソコンから発信された計算要求に対して、同社の距離計算サーバがサーバ内の計算用道路データを使用して距離計算を行い、計算結果を顧客のパソコンに返信する。

このため、顧客は、高価なGISや道路データを購入する必要がなく、安価な月額料金だけで距離計算機能を利用することができる。

■ACT距離計算サービスの対象機能
ルート計算機能
最短ルート計算機能
到達圏計算機能
流入圏計算機能
通行料金算出機能
走行ルート出力機能
経由道路名出力機能
経由有料道路出力機能

ACT距離計算サービスは、XML/Webサービスとして提供するが、サービスへアクセスするには、顧客側に距離計算サービスに対応したアプリケーションがインストールされていることが必要。

同社では、距離計算サービス対応プログラム「距離計算クライアント」を、2005年2月下旬から無償配布する予定で、距離計算サービスに対応したアプリケーションを独自開発することもできる。

XML/Webサービスに対応した開発環境（VisualStudio.NET等）で使用する距離計算サービス用WSDLファイルをサービス開始と同時に公開する予定。

その他の開発環境（VisualBasic等）の場合でも、距離計算サービス－Win32ブリッジDLL（無償提供）を利用することで、距離計算サービスにアクセスするアプリケーションを開発することができます。

■スケジュール
1月17日
・距離計算サービス詳細説明を公開
1月21日
・距離計算サービス無償キャンペーン運用開始
・距離計算サービスプログラミングツールズ公開
以下のファイル・マニュアルが含まれる。
・距離計算サービス・プログラミング概要
・距離計算サービスWSDLファイル
・距離計算サービス－Win32ブリッジDLL
・フリッジDLL用ヘッダファイル
・サンプルプログラムセット(MappleX-VB.NET編)
以下のファイル・マニュアルが含まれる。
・サンプルプログラム開発プロジェクトファイル
・サンプルプログラム解説書
2月上旬
・サンプルプログラムセット(MapInfo-MapBasic編)
・サンプルプログラムセット(MappleX-VB6編)
2月中旬
・サンプルプログラムセット(MappleX-C#編)
・サンプルプログラムセット(MapInfo-VB6編)
（以後、各種GIS、開発言語でのサンプルプログラムセットを順次公開）
2月下旬
・ユーザデータを取り込み簡単に距離計算が出来る「距離計算クライアント」の提供開始
・サンプルプログラムセット(MapDK-VB6編)
5月1日
・有償サービス申し込み受付開始
7月1日
・距離計算サービス有償運用開始