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ナショナルセミコンダクター/製造部門の合理化と経費削減計画発表

2005年01月10日/未分類

ナショナルセミコンダクターコーポレーション(本社:カリフォルニア州サンタクララ市)は、経費削減、現在の工場稼働率に見合った製造部門の合理化、付加価値の高いアナログ・ビジネス・モデルのサポートに必要な工場レベルの調整を内容とする計画を発表した。

こうした措置の対象となるのは約550人で、その大部分が米国、欧州、アジアの製造工場で働く従業員。

ナショナルのウェハ製造工場における設備稼働率は、2004会計年度中は、ほとんど90パーセント台半ばに達しているが、昨年8月30日に開始した2005会計年度第2四半期には、設備稼働率は、ディストリビューション・チャネルにおける大幅な在庫削減の動きと、一部の市場での予想を下回る需要により、60パーセント半ばまで低下した。

ナショナルは戦略的に収益性の低いビジネスや、市況によって価格が左右される、いわゆるコモディティ製品ビジネスの比重を下げる努力を行っており、高収益アナログ製品に当てることのできる製造能力が拡大している。

工場における人員レベルの調整に加え、ナショナルは本社を含め、複数のプロダクト・ラインとそれぞれの地域の間接部門の約100のポジションの削減を行い、こうした人員削減により、ナショナルの世界での総従業員数は約6パーセント削減される。

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