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日本オラクル、富士通/BIシステム導入検討の企業向け支援サービス

2009年07月10日/IT・機器

日本オラクルと富士通ビー・エス・シーは7月10日、ビジネス・インテリジェンス・システム(BIシステム)の導入を検討している企業に向けて、情報活用のコンセプトやプロトタイプの構築を支援するサービス「情報活用アセスメントサービス on ORACLE」を共同で開発し、提供を開始したと発表した。

「情報活用アセスメントサービス on ORACLE」は、日本オラクルの「ビジネス・インテリジェンス・エクスプレスサービス」の分析フレームワークをもとに、BIシステム構築で培った富士通BSCのノウハウを融合して共同開発したアセスメントサービス。オラクルのBIシステム導入を検討している企業に、業務の情報活用の問題分析と解決指針の明確化、実際の利用イメージの検証までを原則として無償で提供する。
 
管理指標の設定基準や影響範囲を明確にする「5W1H1T(Who, Why, What, When, Where, How, Target)」、各種の管理指標を俯瞰的に整理する「指標ツリー」などをベースとした独自フレームワークに基づき、顧客とのディスカッションの中から、仮説検証シナリオを導いていく。

本格的な導入を決定する前に、顧客のビジネス戦略に有効なプロトタイプシステムの構築、提案を可視化する。ビジネス・インテリジェンスによる情報活用に向けて、データ分析手法や、情報活用による効果を明確にするKPIの考え方などをセミナー形式で情報提供する。また、オラクルのBI製品活用ノウハウなどについても要望に合わせて情報を提供する。

実構築段階におけるSIサービスでは、BIシステムとして国内60社以上の構築を手がけた富士通BSCが、日本オラクルの持つ業種、業務ごとのノウハウや各種テンプレートを活用し、同サービスでの検討結果に沿って迅速なシステム構築を行う。

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