石川島播磨重工業(株)は、韓国・大宇造船海洋(株)(社長:鄭聖立氏。本社:韓国・ソウル市。以下:大宇造船)から、世界最大級の吊上げ能力を持つ3600トン吊り大型フローティングクレーン1隻を受注した。
引渡し予定時期は2006年1月末。
大宇造船は今回、同社玉浦造船所(韓国・巨済市)の大型LNG船建造能力向上のために、新しい大型フローティングクレーンの導入に踏み切ったもの。
受注した大型フローティングクレーンにはこのクラスでは初となる大型ブロックの反転を容易にする揺動装置が採用され、荷役効率の飛躍的向上が可能になった。
これまでの豊富な納入実績から得た技術力を駆使し、トラス構造のジブを採用することで、従来のボックス構造に比べて約60%の軽量化を実現した。