LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

大手衣料品製造小売の米リミテッド・ブランズ社/SAP採用

2005年01月26日/未分類

SAP AG(以下:SAP)は、衣料品の専門店チェーンを展開する大手衣料品製造小売Limited Brands(以下:リミテッド・ブランズ社)が、SAPの小売業向けソリューション「SAPf or Retail」、アパレル・フットウェア業界向けに特化したソリューション「SAP Appareland Footwear(以下:SAP AFS)」を採用したと発表した。

同社は「SAP for Retail」によりブランドの品揃えや各種小売業務などの販売(店舗)管理を、「SAP AFS」により、主に世界中の多くのサプライヤーの生産管理を行い、リミテッド・ブランズ社は従来のさまざまな異種システムをSAPのソフトウェアと置き換えて業務を集中管理するとともに、「SAP OSデータマネジメント」など、小売業向けのアプリケーションを活用し、市場の需要により迅速に応じ、業務の効率を上げ、傘下ブランドの成長を推進する。

ミテッド・ブランズ社はオハイオ州コロンバスに本社を置き、女性用下着やトイレタリー製品、さまざまなブランドの女性用・男性用衣料を3,800以上の小売店を通じて販売している。

同社ではおよそ2,000人のユーザがSAPの小売・アパレル業界向けソリューションと、包括的な統合基幹業務ソフトウェア(ERP)製品である「mySAP ERP」を利用することになる。

また、オープンな統合アプリケーションプラットフォームである「SAP Netweaver」を採用することにより、既存のIT投資を活かしつつ、SAPソリューションによる新たなビジネス管理機能を追加することができる。

「SAP for Retail」は、本社から小売店まで、小売業者の会社全体にわたるビジネスプロセス管理を支援する統合されたソリューションで、小売業者は、製品管理からプランニング、人事管理など、広範な小売業に固有の機能を備えた「SAPforRetail」を活用することにより、複数の販売チャネルで消費者の需要に応えながら収益を上げることができる。

リミテッド・ブランズ社は、「SAPAFS」を利用することにより、世界中の供給ネットワークを包括的に一元管理することができるようになる。

SAPの統合された小売およびファッション・サプライチェーンのソリューションは、供給と需要を直接結び付け、リードタイムを短縮するため、企業は消費者の需要の変化に迅速に対応することができる。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース