スター精密（株）は3月、工作機械部門の販売子会社をタイに設立する。
タイは、平成12年より当地に駐在員事務所を設立し、タイは自動車産業の東南アジアの主要生産拠点となり、全世界への供給基地となる事が予想されている。
今回タイに販売子会社を設立する事で、主要顧客である自動車関連企業を主体として、今後2年間に販売台数の倍増を見込んでいる。
なお同社の設立により、アジアにおける工作機械部門の販売サービス拠点は、上海星昂機械有限公司、シンセン駐在員事務所を含め3拠点となり、北米の3拠点および欧州の4拠点とあわせてグローバルな販売サービス体制が整うことになる。
また、フランスの工作機械販売会社の移転を平成17年2月に予定している。フランスは、工作機械の販売増進を目的として平成13年に設立し、販売活動を展開してきた。
今回技術サービスの一層の拡充を目的として、従来社屋に対し、面積比約2.5倍の新社屋への移転を行うことにしたものです。新社屋ではデモンストレーションエリアを拡張し、実機による部品加工により、製品のアピールを行ない、一層の拡販を図る。
