マツダ(株)は2月3日、広島県より水素自動車に供給する水素燃料の貯蔵・充填を目的とした水素ステーション施設の認可を受け、より本社敷地内宇品地区にて稼動を開始した。
水素ステーションは、現在実用化に向けて開発を行っている水素ロ-タリ-エンジン車や水素エンジン試験設備への水素燃料を供給するために設置されたもので、中国地方では初の水素ステーションとなる。
社外から供給される20MPa(約200気圧)の水素ガスを昇圧し、35MPa(約350気圧)で水素自動車に充填する。一日あたり、およそ水素自動車10台分の水素充填が可能となっている。