(株)キングジムは4月25日、新たに展開するソリューションビジネス事業の新製品として、QRコードを活用し、オフィスの文書ファイルの管理を行う「重要文書一元管理」DS10QSを発売する。
「重要文書一元管理」は、機能的なファイリングを構築する上で重要なポイントである「ファイルの貸出し・返却状況」や、「ファイルの置かれている場所」を、QRコードリーダーを接続したパソコンと、「テプラ」によって印刷したQRコードよって認識・管理するシステム。
パソコンにソフトをインストールし、入力フォーマットに従って、ファイルのリストを作成。このデータから、セットに含まれているPCラベルプリンター「テプラ」PROSR3900Pで、ファイルのタイトルと管理用QRコードを組み合わせた背見出しを印刷し、各ファイルに貼付する。
パソコンに接続したQRコードリーダーで、ファイルの背見出しのQRコードを読み取ることによって、ファイルごとの閲覧・貸し出しのチェックを素早く行うことができる。
また、登録したファイルの入力データを活用し、ファイルを一覧・検索することで、必要な資料を探すこともでき、各ファイルの貸し出し履歴が確認でき、文書の保存段階での使用頻度が把握できるため、ファイルの廃棄や配置変えなど、合理的なスペース活用を行うための判断がしやすくなる。