YKKグループ中期経営方針を掲げ、ファスニング事業で、中国市場に対して、思い切った経営資源の投入により事業拡大を図っていく。
中国は2004年にYKKグループでの最大の生産国となり、2005年度は設備投資額として105億円を計画しており、YKKジッパー深セン社の第二工場増設は、2005～2006年の2年間で総投資額9,500万ドルを決定し、2005年3月より工場建設に着手する。
中国建材ビジネスモデルの確立として、YKKAP蘇州社でカーテンウォール(CW)の生産販売に着手し、カーテンウォール事業でのアジア・カーテンウォール事業での戦略基地として、YKKAP蘇州社CW工場が2005年7月1日付にて生産販売を開始する。
YKKAP中国社（2005年1月1日付にてYKK中国投資社に社内カンパニー制導入）による中国建材事業の強化中国建材事業の事業基盤の確立を目的として、YKK中国投資社（YKK China Investment）内に、社内カンパニーとしてYKKAP中国社を設立した。
YKKAP中国社は樹脂窓事業・アルミ窓事業・部品事業・CW（カーテンウォール）事業・施工事業の5事業5社により、自己完結事業体として中国建材事業の基盤確立を図り、YKKAP中国社での事業展開により、2008年度には、2004年度45百万ドルの約3倍にあたる、1億2千万ドルの売上を目標としている。
