（株）アドヴィックスは、中国における2つめの拠点として、広州市に自動車用ブレーキシステムとコンポーネントの製造・販売を行う新会社「アドヴィックス（広州）自動車部品有限会社」を設立した。
営業開始は2005年8月、生産開始は2006年5月を予定している。
新会社は、急速に成長を続けている中国の自動車市場において、得意先の現地生産化に対応し、先に設立したアドヴィックス（天津）自動車部品有限会社（天津市）に続き、華南地区に拠点を設けることにより、広大な中国においてバランスよく拠点を配備し、市場拡大のビジネスチャンスを確実に捉え、グローバルな成長を図る。
新会社の売上は2010年度に約5億元を見込んでおり、中国における売上拡大を図っていく。
新会社の概要
社名：愛徳克斯（広州）汽車零部件有限公司
（日名アドヴィックス（広州）自動車部品有限会社）
（英名ADVICS Guangzhou Automobile Parts Co., Ltd.）
設立日：2004年11月12日
所在地：中国広州市南沙開発区
資本金：730万米ドル（※1約8億円）
出資比率：アドヴィックス95％、豊田通商（株）5％
代表：董事長京谷光雄（(株)アドヴィックス常務執行役員）※非常勤
総経理柴田弘誓（(株)アドヴィックス事業企画部部長格）
業務内容：
(1)自動車用ブレーキコンポーネントの製造・販売
(2)自動車用ブレーキシステムの販売
売上規模：2010年度見込み5億元（※2約67億円）
生産開始：2006年5月（ラインオフ予定）
従業員数：2010年度見込み100名
工場規模：敷地面積約58,000m2、工場面積約9,600m2
投資額：初期投資として、土地・建物・設備を含め約5.6億円
その他：海外拠点としては7社目（北米3社、ASEAN2社、中国1社）
