アドヴィックスとアイシン精機の両社は、中国の生産法人である愛徳克斯（天津）汽車零部件有限公司（以下：アドヴィックス天津）と天津愛信汽車零部件有限公司（以下：天津アイシン）を合併することに合意した。
両社は、アイシンが天津アイシンを1997年に、アドヴィックスがアドヴィックス天津を2004年に設立して以降、中国天津市北辰開発区の同一拠点内にて、生産を分担しながら自動車用ブレーキを製造・販売してきた。
今後も中国市場において急速に自動車が普及していくなか、確固たる事業基盤の構築が急務となり、両社は、中国での自動車用ブレーキ事業の更なる成長・発展のために、両社の生産法人を合併することにより、生産の合理化と管理面での効率化を一段と加速して、事業体質を強化していくことが必要であると判断し、アドヴィックス天津と天津アイシンを合併することとしたもの。
なお、存続会社はアドヴィックス天津。
新会社について
社名: 愛徳克斯（天津）汽車零部件有限公司
所在地:中華人民共和国天津市高技術産業園区北辰科技工業園華盛道26号
代表者:董事長松本修三（アドヴィックス執行役員）
総経理伊藤光治
資本金:45,514,816USドル（約50億円）
出資比率:アドヴィックス50.1％、アイシン精機47.2％、豊田通商2.7％
設立日:2008年7月（予定）
生産品目:ブレーキブースター&マスターシリンダー、キャリパー、パーキングブレーキ
売上規模:2008年度見込み約13.6億中国元（約180億円）
従業員数:2008年度見込み約1,400名
