豊田通商は1月29日、マレーシアのクアラルンプールに飼料原料販売会社を設立すると発表した。
継続的な飼料需要の伸びが期待できるマレーシアで、現地大手食品企業であるマライアンフラワーミル（MFM）と合弁会社を設立する。
豊田通商の穀物調達機能とMFMが保有する物流設備や販売力機能を融合し、MFM独自で持つ販売シェアをマレーシア国内でトップレベルに引き上げる。
トレーディングノウハウや穀物産地とのパイプを駆使し、日本向けの穀物安定・安価調達を手掛けており、今後はマレーシアを含むアジア市場へ展開していく。
合弁会社の概要
会社名：Premier Grain Sdn Bhd
資本金：2000万マレーシアリンギット（約5億円）
資本構成：マライアンフラワーミル51％、豊田通商（日本）25％、豊田通商（シンガポール）24％
事業内容：飼料原料輸入販売
設立時期：4月（予定）
