プロロジスは、中国・蘇州において、世界最大の化粧品会社であるロレアル社(本社:フランス・パリ)専用のビルド・トゥ・スーツ型物流施設の開発を開始し、また、ポーランド・ワルシャワにおいても、新たに物流施設スペースを賃貸提供することを発表した。2物流施設の延床面積の合計は30,615㎡となる。
中国では、ロレアル中国社(L’OrealChina,Co.,Ltd.)に、「プロロジスパーク蘇州」内、延床面積16,079㎡の専用物流施設スペースを開発し、賃貸提供する。なお、同物流施設の竣工は、2005年の第4四半期の予定である。
「プロロジスパーク蘇州」は、上海北東部、車でおよそ60分の都市、蘇州市の東に位置する蘇州工業園区内にあり、同工業地域内での物流施設の独占開発権を有しており、現在、UPS社、Nokia社、Samsung社、adidas社などが顧客として同パークを利用している。
また、ポーランドにおいては、ロレアル・ポーランド社(L’OrealPolskaSp.zo.o.)が、現在の「プロロジスパークブローニー」で既に利用している物流施設賃貸スペースを70%拡張し、計14,536㎡へ増床する。
「プロロジスパークブローニー」は、主要高速道路に近接し、ワルシャワ市商業中心地から西へおよそ25キロメートルの場所にあり、ワルシャワの大都市圏とポーランドを各地へ交通の便に優れた物流の要衝となっている。また、同パークを利用するその他の企業としてBertelsmann社,Antalis社,Wincanton社、WsiP社などがある。