（株）日立物流は4月6日、同一業界の顧客に対し共同保管・共同配送等の共同物流を提案し、物流サービスレベルの向上、物流コストの低減等を実現する「業界プラットフォーム事業」を進めているが、第1号拠点として、トイレタリー業界向け共同物流センター「東日本PFC(プラットフォームセンター)」を開設した。
同センターは、東日本全域をカバーする中核物流拠点となるもので、システム物流(3PL)事業を展開する中で培ってきた豊富なノウハウ、情報システム構築力をベースに、より合理的な物流センター運営・輸配送システムを実現し、顧客の事業拡大に寄与できる。
センターは、直接投資し建設するものではなく、物流施設専門の不動産開発会社プロロジスが建設し、同社より賃借するもの。
センター概要
名称：株式会社日立物流東日本PFC(プラットフォームセンター)
所在地：埼玉県加須市南篠崎1-5-1
東北自動車道加須インターから1.5km
建屋仕様：鉄骨造4階建（但し、事務所部分は中2階）
敷地面積約38,000m2（約11,500坪）
延床面積約58,000m2（約17,500坪）
設備：
3.5t荷物用エレベータ×3基
2.0t垂直搬送機×14基
6.0tドッグレベラー×1基
接車バース数39バース
主な取扱商品：シャンプー、リンス、石鹸などの日用品
特長：ピロティ構造を採用し、全天候型大規模荷捌スペースを確保し、危険物倉庫を併設
