UPS関連会社のUPSサプライ・チェーン・ソリューションズは、シンガポールのチャンギ空港近くに延べ42万5000フィートの物流ハブ施設を建設する。オープンは来年早々の予定。
施設は同空港に隣接する自由貿易地区(FTZ)で、2003年3月にオープンしたエアポート・ロジスティクス・パーク・シンガポール(ALPS)内に位置。航空、海上貨物の取り扱い拠点になるほか、UPSの南アジアでのハブ機能を持つことになる。
UPSは1988年にシンガポールで事業を開始しているが、貨物の積み替えや通関を効率的に行うことができるFTZでの新施設開業により、部品の交換や修理、特殊貨物のハンドリングといった業務でも迅速化が図れるとしている。