(株)資生堂は、台湾におけるトイレタリー製品の輸入・販売を行なう連結子会社を2005年5月末に解散し、同社の化粧品の連結子会社にその機能を移管する。
台湾トイレタリー市場の愛用者獲得をねらいに2000年6月に子会社を設立し、ヘアケア製品を中心にマーケティング展開を行なってきた。
設立当初は順調に業績が推移したが、市場のデフレ化にともなう競争激化の煽りを受け、売上の縮小に歯止めをかけることができず収益改善の目処がたたないことから同社を解散することとした。
今後は、同社の輸入・販売機能を当社の化粧品現地法人の子会社に移管し、そのインフラを活用することで収益性の改善を図る。