資生堂は、製造コストの低減をねらいに、2008年2月21日に発売する男性用化粧品の新製品「ウーノふくだけ洗顔シートN」の生産をユニ・チャームに委託する。
ユニ・チャーム社の高い不織布製造技術を活用することにより、全体で約1割程度のコストダウン効果が見込め、今回の委託による生産数量は年間約250万個を計画している。
資生堂は、「抜本的な構造改革」による収益性の向上を目指し、様々な改革を進め、生理用品事業をユニ・チャームとユニ・チャームプロダクツに2006年5月末を持って譲渡した。
これを契機に両社は、互いの強みを生かした戦略提携の可能性について、様々なビジネス領域において実務レベルでのテーマ別検討を継続的に進め、生産・開発領域において、ユニ・チャーム社の高い不織布製造技術の活用と、製造コストの低減により市場競争力の向上が可能となることから、今回の生産委託となった。
なお、従来品の「ウーノふくだけ洗顔シート」（3品種）の生産委託先もユニ・チャーム社に変更する。
