日立建機(株)は、TCM(株)を子会社化する。
同社グループでは、子会社である日立建機ローダ(株)がTCM(株)の議決権の46.02%を保有しており、TCMは、平成17年6月29日開催予定の定時株主総会の取締役候補者人事を内定したが、同社からの関係者が取締役の過半数を占め、子会社とするもの。
今後の見通しとして、TCMとは、平成11年よりホイールローダ事業の強化に努め、経営面においても強い信頼関係を築いてきた。
子会社化によって、TCMとの結合を更に強固なものとし、同社グループ経営におけるホイールローダ事業を確固たるものと位置づけ、開発・生産の効率化、グローバル戦略の推進にあたり、両社にとってシナジーが大いに期待できるとしている。