UPSサプライチェーン・ソリューションズはこのほど、シンガポールのチャンギ空港近くの物流ハブ施設の建設に着手し、来年早々にオープン予定。
施設はフリートレード・ゾーン(FTZ)内に位置し、延べ42万5000フィート。シンガポールの港湾にも近く、アジア地域全体の物流ハブとして機能することになる。
同社は施設完成後、シンガポールでの貨物取扱量が50%増加するとみている。近い将来に中国内で20カ所、物流施設を増やす計画もあることから、シンガポール経由のアジア各地発着の貨物輸送が活発化する見込みだ。