三菱マテリアル（株）と北海製罐（株）は、2005年10月1日にそれぞれのアルミ缶事業を会社分割し、三菱マテリアルが80％、北海製罐が20％を出資する統合新会社『ユニバーサル製缶株式会社』を設立することで正式契約した。
新会社は売上高で約670億円、約27％のシェアを持つアルミ缶容器業界でトップクラスの製造・販売会社となる。
三菱マテリアルグループにおけるアルミの圧延からアルミ缶製造、リサイクル等に至る独自技術を背景としたアルミ缶の製造及び解析技術における強みと、北海製罐グループの飲料から食品に至る分野における容器製造から内容物充填までの幅広い事業展開を背景とした優れた営業体制を融合することで、アルミ缶専業として多種多様な顧客ニーズに応える、小型飲料容器市場のリーディングカンパニーを目指す。
新会社概要
社名：ユニバーサル製缶（株）
本社所在地：東京都文京区小石川1-4-1住友不動産後楽園ビル
資本金：80億円（資本準備金は200億円程度）
出資比率：三菱マテリアル80％、北海製罐20％
代表者：取締役会長及川智（おいかわさとし）
［現北海製罐代表取締役会長］
（代）取締役社長馬場修一（ばばしゅういち）
［現三菱マテリアル常務執行役員アルミ事業カンパニープレジデント］
従業員数：830名程度
生産拠点：茨城県結城市、群馬県館林市・千代田町、静岡県小山町、
岐阜県美濃加茂市、滋賀県甲良町、岡山県瀬戸町
事業内容：アルミ缶の製造、研究開発及び販売
