(株)ヤマザワは、平成17年3月期決算短信(連結)の経営方針のなかで、対処すべき課題として、物流面では、効率的な生鮮センターとドライセンターの運用を行ない、店舗におきましても一体となった作業改善、在庫削減に取り組んでいる。
情報システム関連は、今期から稼動した商品分析システムに続き、店舗事務システム、予算・会計システム、人事システムの新規作成を行ない、諸作業のスピードアップと省力化を進めている。
前期の経営成績では、物流面について、一昨年6月から稼動致している生鮮センターの機能が充実したことにより、商品鮮度が向上し、併せて店舗での発注時間や荷受け時間の見直しにより作業の効率化が推し進められ、人件費の伸びを圧縮することができた。
また、モデル店を選定し、開店前の早朝に商品集中補充を行ない、作業の効率化や人件費削減を検討した。
この成果を受け、来期は多店舗展開を計画しており、新情報システムの本格稼動により売上情報や商品情報の分析がスムーズとなり、計画のスピード化が図られ、併せて運営コストの削減にも繋がったとしている。