（株）ショクブンは、平成20年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定した。
同社は、夕食材料の宅配事業を通じて、仕入・製造・流通を一体化させた産地（メーカー）と消費者を直結する物流システムを確立しており、他の事業体には見られない特徴ある企業経営の優位性を生かして、ショクブンブランドとして事業展開を推し進める。
具体的な取組みとして、経営基盤のさらなる強化のため、人材面、物流面の体制を整備し、既存エリアおよび周辺の新規エリアに、営業所を積極的に新規増設する。
「ショクブンブランド」による夕食材料宅配事業を短期間かつ集中的に広域展開するため、フランチャイズ事業を立ち上げ、全国に複数の拠点の設置を計画する。
販売力のレベルアップとして、生産性の向上（一人当たり1日配達数の増加）に向けた継続的な販売促進教育、宅配オペレーション・システムを効率的に正確かつ迅速に運営する「配達時間の削減と拡販時間の増加」などの推進を行う。
生産設備の統合と改善として、生産設備の統合により生産効率の向上、賃借料の削減を具体化するとともに、商材調達・製造・物流・作業効率の流れを改善し、トータルコストを削減する計画。
