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ロッテ/マニュジスティックスのシステムの導入完了、本格稼動

2005年05月18日/未分類

(株)ロッテと米国マニュジスティックス社は17日、ロッテが需給計画立案のための需要予測ツールとして、全商品を対象にマニュジスティックスのシステムを導入し、本格稼動を開始したことを発表した。

ロッテは、10年以上にわたって継続的に業務改革に取り組み、一定の成果を挙げてきたが、今回導入を完了したマニュジスティックスのシステムと業務改革を連動させることにより、更なる在庫削減、販売機会損失の防止につなげることを目指す。

ロッテでは業務改革の一環として、既存品の販売計画立案業務を生産部で実施することで営業の業務負荷を低減し、新製品・リフレッシュ品の販売に注力できる環境構築を進め、マニュジスティックスのシステムが最適であると判断し今回の導入を行った。

マニュジスティックス アジア太平洋地域 社長のケネス・ウォレットは「菓子業界は通常の消費財に比べて嗜好性が強く、市場の変化がとても激しい業界です。そのため精度の高い需給計画立案を行うのは容易ではありません。このような変化の激しい市場においては、様々な需要パターンをシミュレーシ
ョンすることができ、商品の基礎需要と特売、イベント需要を分離管理することができるマニュジスティックスのシステム機能が重要な鍵となります。今ま
で需給の担当者が自らの経験と勘で行っていた作業を支援する環境をマニュジスティックスは提供致しました。導入作業は完了しましたが、私達は今後も、ロッテの需給計画精度の向上、業務のレベルアップを継続的に支援します」と述べている。

ロッテ 生産部需給担当の吉岡部長は「ロッテでは10年以上前から様々な業務改革を実施し、在庫削減、販売機会損失の防止に取り組んできた。今回のマニュジスティックスのシステム稼動を機に、需給計画精度の向上とともに、特売やイベントの効果検証結果を効率的に営業にフィードバックし、更なる業務レベルの向上に取り組んでいく」と説明している。

ロッテは今後、データを蓄積し、過去のイベントや特売が需給にどのような影響を与えるか分析、全社でどのような状況を共有すべきか精査し、更なる需給計画精度の向上を目指す。

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