大和物流（株）は4月1日、稼動を始めた名港センター（愛知県名古屋市）で（株）フレームワークスのWMS「Logistics Station iWMS」の運用を開始した。
なお、システムの導入は、フレームワークスのパートナーである日本電気（株）が担当した。
大和物流は、平成17年度末までに約50億円を投資して全国88カ所の物流センターを順次立ち上げる計画で、名港センターは、その最初の施設としてオープンしたもの。
大和物流が特定荷主向けセンターとして機能させ、「Logistics Station iWMS」を採用し、今後オープンする他の施設も順次導入を進める。
大和物流は、親会社の大和ハウス工業（株）の経営戦略に呼応する形で、約50億円をかけて物流施設整備を進める計画。
「Logistics Station iWMS」は、大和物流全体の物流センター戦略を支える共通の情報システム基盤として採用され、投資計画に従って実装プロジェクトが進行し、物流センターによるアセット型3PL事業を多様な業種・業態の荷主に対して全国均一の高品質サービスを展開するねらいで堅牢かつ拡張性に優れた物流センター管理のパッケージシステムが求めていた。
大和物流は、「Logistics Station iWMS」を導入により、今後開拓を進める荷主も含め、在庫管理精度の向上、荷主様の在庫適正化など物流品質、サービスの向上を図る。
センターは倉庫運営に必要な最小限の人員のみでの運用となり、トータルコストの低減と短期間の新センター立上げをも実現した。
なお、「Logistics Station iWMS」導入について、大和物流の松下桂三常務は、「約380サイトの物流拠点で導入実績を持ち、実績に裏づけされた完成度の高いパッケージでありながらもカスタマイズ性に優れ、さまざまな荷主様の要求にすばやく対応できる能力を持っている」ことを評価し、「フレームワークスが、ロジスティクスに特化したさまざまな業務改革のコンサルティングも提案でき、戦略的パートナーになりうると判断した」と述べている。
問い合わせ
株式会社フレームワークス
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日本電気株式会社
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TEL06-6945-3146
m-shibata@db.jp.nec.com
大和物流株式会社
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