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丸紅/シンボルテクノロジー社製UHF帯無線ICタグ、リーダを国内独占販売

2005年05月25日/未分類

丸紅(株)とシンボルテクノロジー社は、日本市場においてシンボル製UHF帯無線ICタグ、リーダを丸紅に独占的に供給することで合意した。

UHF帯無線ICタグは他の周波数帯製品と比べ格段に通信距離が長いことから、特に物流分野における普及が期待されている技術で、米国では大手流通業のウォルマートや国防総省が納入サプライヤーに対しケースとパレット単位での無線ICタグの貼付を義務付けており、これを契機に無線ICタグの普及が加速している。

日本においても4月にUHF帯周波数が開放され、今後様々な分野でのUHF帯無線ICタグの利用が期待されている。

丸紅はこれまで、米国マトリックス社製UHF帯無線ICタグ及びリーダの日本における販売権を所有し、事業会社であるマイティカード(株)を通じて各種実証実験に多くのUHF帯無線ICタグ製品を提供しており、その実績は高い評価を受けている。

一方、バーコードリーダや無線機器、モバイル機器関連の大手メーカーであるシンボルは、昨年9月のマトリックス社買収をきっかけに、これまで蓄積してきたバーコード技術および小売、運輸、物流、製造をはじめとする様々な業界での経験を生かし、無線ICタグの分野でも積極的に事業を展開する方針。

両社は、丸紅がシンボル製品の日本市場における独占販売権を引き続き保有、両社の強みを相互に生かし、UHF帯無線ICタグの普及を推進することで合意した。

今後は物流関連、空港手荷物・貨物関連を中心に拡販し、本格化する無線ICタグ技術を使った最新の自動認識ソリューションを提供する。

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