札幌通運(株)は、中央通運(株)と株式移転により共同して完全親会社(共同持株会社:(株)ロジネットジャパン)を設立する。
札幌通運と中央通運は、両社の経営資源を統合し、最大限に事業シナジー(相乗効果)を発揮することにより、企業価値の極大化を図ることを目的として、本経営統合に合意した。
経営統合の効果として、両社の営業基盤の統合によって総合力をさらに高め、事業規模を拡大し、両社の人材・営業力の共有により、人材シナジーを発揮し、首都圏における営業力を強化する。
両社が有する輸送ネットワークの相互補完により、北海道、東北、首都圏、中部圏、関西圏を結ぶ強力な輸送ネットワークを作り上げ、優れた物流サービスを提供することで、顧客満足の向上を実現する。
環境問題に対する社会的重要度が高まるなか、環境負荷の少ないコンテナ輸送の優位性を最大限に活かし、通運事業の拡大を図る。
首都圏での集配業務を中心に両社の輸送体制を再編成し、経営効率を向上させる。
これら両社の経営資源の有機的結合が総合物流企業としての事業ポテンシャルをいっそう高め、業界の内外において、更なる成長の機会と強固な経営基盤の確立を進める。
新会社(共同持株会社)の概要
商号:株式会社ロジネットジャパン
機能:グループ全体として顧客に対する最適な輸送サービスの提供を行うための企画、運営、並びに、グループ全体の効率化・最適化を達成するための業務執行および統括。
本店所在地:北海道札幌市
代表者:代表取締役社長木村輝美(札幌通運代表取締役社長)
代表取締役副社長植田義明(中央通運代表取締役社長)
資本金1,000百万円
発行予定株式数14,021,363株
決算期3月31日