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コシダテック/ASPで感染性廃棄物の追跡管理システム開発

2005年06月23日/未分類

(株)コシダテックは、(株)イーシスと共同で、ASPによる感染性廃棄物の追跡管理システムを開発し、7月からサービス開始を予定している。

開発には、帝京大学医学部附属溝口病院、収集運搬を日本メディカル・ウエイスト・マネジメント(株)、中間処理を(株)中商と各事業者の協力を得て2ヶ月の実証試験を行っていた。

本システムは、実績のあるコシダテックのASP型位置情報管理システム「GENES」と、イーシスのASP型電子マニフェスト対応廃棄物適正処理管理システム「E-SIS」との連動により、廃棄物のトレーサビリティとそのデータ管理を可能とした。

排出・収集時には、容器に貼付したICタグ(13.56MHz)にハンディターミナルで必要な情報を読み書きし、GPSによる位置情報と共にデータ送信する。

また、積替保管場や中間処理場への搬入時、焼却炉に入る直前でICタグの情報を読み取ることにより、廃棄物の追跡管理を行う。

データ送信は、NTTドコモのDoPaを利用したGPS車載機、またはauのGPS携帯電話を利用する。

このシステムをASP化することにより、システムの導入に掛かる開発コスト・運用コストを大幅に削減できると共に、関係施設との情報共有化もリアルタイムで実現した。

更に、必要な情報は(財)日本産業廃棄物処理振興センターが運営しているJWNETヘインターネット接続することにより、電子マニフェストへの対応も可能。

システムは既存の基幹コード(事業者/商品)をそのまま利用することが可能で、スムーズにトレーサビリティと電子マニフェストのシステムを導入することが可能。

医療機関から排出される感染性廃棄物の処理は、マニフェストシステムの制度強化により、最終処分までの管理をする必要があるものの、その実態を厳密に追跡するシステムがなかったため、同社など関係企業、自治体等の協力のもと環境省補助事業『感染性廃棄物トレーサビリティシステム』と実証試験を行っていたもの。
 
問い合わせは
株式会社コシダテック  
システムソリューション営業部
担当:田中、高尾
TEL03-3432-4671
s-tanaka@koshida.co.jp
http://www.koshida.co.jp

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