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カーマ、ダイキ、ホーマック/経営統合

2005年07月13日/未分類

(株)カーマ、ダイキ(株)、ホーマック(株)は平成18年9月1日、株式移転により共同持株会社、DCMJapan ホールディングス(株)(以下:統合新会社)を設立する。

日本の小売業界は、経営構造改革の遅れと市場のグローバル化、情報・物流の高度化、株主重視経営への要請等、時代の潮流の中にあり、3 社は、経営基盤を一層強固なものとし、社会への貢献度を高め続けていくために、平成15年2月に業務・資本提携を行い、その後平成15年5月に設立したDCM Japan(株)を通じて、商品輸入・PB 商品の開発・共同仕入等を行っている。

3社での取り組みはお客様のご支持を頂き、DCM Japan 政策商品の取扱いが全商品に占める割合は25%となるまでに成長し、この成功をもとに、これまでの提携・協力関係を大きく前進させ更なる発展を図るため経営統合を行うこととした。

私共の理念に賛同いただける企業にも今後声をかけて、参加を募っていく考え。

統合の基本精神
(1) 地域や環境と共生する快適な暮らしを提案。
(2) 全員が意思決定に参加し、職業を通して社会貢献を価値観とし、その成果を喜びとするいきいきとした人間集団作りを行う。
(3) 創造と革新を追及し、真のチェーンストアシステムを構築。
(4) 成長し続けられる企業集団として、企業価値を高め株主重視の経営を行う。
(5) 国際的な視野に立ち、「DCM ネットワーク」を構築し、新たなビジネスモデルを創造。
(6) ITの活用による経営構造改革と国際水準を超える生産性を実現。
(7) 社会的責任を自覚し、社会規範に反することなく、法令を全員で遵守する企業風土を確立。
今回の経営統合により、グループ全体で37 都道府県に524 店舗(提携先、FC を含む)を持つ売上高国内最大のホームセンターチェーンが誕生することになります。今後、物流網の整備、取引先との協業の強化を行うとともに、システムの一体化、管理系業務の集約化等を通じ業務の合理化を図ってまいります。

具体的な統合メリットを実現するための行動目標
(1) 全国規模のチェーン展開
カーマ、ダイキ、ホーマック3 社の連結売上高は4,330 億円(平成17 年度計画)、店舗は全国37 都道府県に524 店舗(平成16 年度末現在、提携先、FC を含む)を展開する国内最大のホームセンターグループになる。今後もさらに、創造と革新を行動規範とし真のチェーンストアシステムを構築する。
(2) グローバルな活動
グローバルな規模で、「DCMネットワーク」を構築し、資源の節約、輸送の効率化を図り、国際貢献も視野に入れた新たなビジネスモデルを創造し、更には東アジア経済圏の発展の一翼を担い、日本の活力再生に貢献します。
(3) 筋肉質の経営
取引先の共通化、情報の共有化によりアライアンスの強化を図り、併せて仕入コストを削減します。また、間接部門の見直しやシステムの統合による人材の適正再配置、ITの活用による経営構造改革を実施し、国際水準を超える生産性を実現する。
(4) 財務体質の強化
収益力向上による有利子負債の削減を行い、資金調達力の強化、投資の効率化を図って、財務体質の強化を実現する。
(5) 企業価値の最大化
統合効果により企業価値を増大させるとともに、社会的信用を一層向上させ、お客様、従業員、取引先、株主との信頼関係をより強固なものにする。

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