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富士通/UHF帯RFID関連商品を提供開始

2005年07月13日/未分類

富士通(株)と富士通フロンテック(株)は共同で、UHF帯RFID製品群「Tag Front(タグフロント)」を開発し、販売を開始した。

4月の総務省令改正で利用可能となったUHF帯域に対応するRFIDタグやリーダ・ライタ機器などを国内で初めて製品化したもので、RFIDタグからミドルウェア、アプリケーション、サービスまでの幅広い商品展開により、一貫したソリューションを提供する。

また薄型金属対応タグ、ウェアラブルタグ、リネンタグなど、新形状のタグ製品も追加した。

これにより、高セキュリティの下、さまざまな業務へのRFIDの応用が可能になるとともに「RFIDシステムサービスの早期安定稼働」「RFIDミドルウェア活用によるアプリケーション開発の効率化」などを実現する。

両社は、共同で、(株)富士通研究所の最先端テクノロジーをベースに、いち早くUHF帯RFID製品群の開発を進め、これらを「Tag Front」として体系化し販売開始するもの。

「TagFront」は、RFIDタグからミドルウェア、アプリケーション、サービスまでをトータルソリューションとして、幅広い商品展開を行うもので、RFIDタグ、リーダ・ライタ、プリンタ、RFIDミドルウェア、RFIDシステムサービス、業種、業務ソリューション(重要文書管理ソリューション、資産管理ソリューションなど)で構成されている。

これにより、高セキュリティの下、RFIDの適用範囲を拡大することで「人手をかけずに、モノの管理を容易にする」ことができるようになり、「ゲートでの商品一括検品」「倉庫でのロケーション管理」といった業務への応用が新たに可能になる。

なお、富士通製UHF帯RFIDタグ用チップ「MB97R7020」(950MHz帯、ISO/IEC18000-6TypeB、256バイトのFRAM内蔵)は、ユビキタスIDセンターより、国内向け初のUHF帯RFIDタグ用チップとして、7月7日付で認定番号01-007号、カテゴリ1、クラス1のucodeタグとして認定を受けている。

主な製品の販売価格は、RFIDタグ(見積もり)、ロングレンジリーダ・ライタ(一体型)43万円で、販売目標は2007年度末までに累計売上1,000億円(ソリューション、プラットフォーム含む)を見込んでいる。

問い合わせ
富士通株式会社
ユビキタスシステム事業本部
ビジネス推進統括部
ユビキタスビジネス推進部
電話03-6252-2649(直通)
retail@fujitsu.com

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