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日産ディーゼル、コマツ/商用車向けテレマティクス・システム共同開発

2005年07月18日/未分類

日産ディーゼル工業(株)とコマツは、商用車向けテレマティクス(通信モジュールを内蔵した車両総合管理ツール)の共同開発ならびに事業化に向けた提携を結ぶことで合意した。

両社は、効率的な運行管理、燃料費などの車両運行経費や整備費用の削減など、商用車を利用のお客様の要望に高いレベルで答えるため、コマツで既に実用化されている建設機械用テレマティクス「KOMTRAX」をベースに、日産ディーゼルで既に商品化している車両管理システム「燃費王」の技術を活用した次世代の商用車向けテレマティクス「UDTelematics」(仮称)を共同で開発する。

提携により日産ディーゼルは、開発期間の短縮が実現するとともに、コマツとのハードウエアーの共有化などにより、コンポーネント開発費用や製造コストの低減が図れる。このメリットを追求することで、お客様へ、より早く、より求め易い価格での商品提供を目指す。

また、商用車向けのアプリケーションは、走行時のリアルタイム音声ガイド「燃費王」機能に加え、デジタルタコグラフ機能、GPS位置測定機能、車両データー収集機能などを含んでいる。

本テレマティクスを導入することで、車両運行を統制する事務所でも、さまざまな情報を一括してリアルタイムで管理できることが特徴。

コマツの「KOMTRAX」は、お客様が保有する建設機械から発信される様々な車両情報を、お客様自身およびコマツや代理店が離れた場所から閲覧することができるシステムで、「KOMTRAX」を活用することでコマツは、効率的な運行管理やタイムリーで迅速なサービスをお客様に提供している。

コマツは同システムを2001年度より中小型の建設機械に標準装備しており、既に累計稼働台数は約3万台となっている。

日産ディーゼルは、「UDTelematics」(仮称)を国内で販売するトラック全車に標準採用するほか、コンポーネントでの販売も検討している。発売時期は2006年度中を予定している。

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