住江織物（株）は、中国広東省広州市に香港法人パシフィックテキスタイルホールディング有限公司と丸紅（株）と自動車用内装材の開発、生産と販売を目的とする共同出資の合弁会社を設立する。
自動車内装分野で、タイ・アメリカ・インドネシアに続き、国際供給体制を構築するため、計画・調査段階を経て、自動車メーカーが集積する中国・広州に開設する。
合弁会社では、日系自動車メーカーと外資（欧米）メーカーの中国進出に対する現地供給責任体制の構築を図り、日本のシートメーカー中国進出による持ち帰りビジネスへの対応を図る。
また、グローバル生産車種に対し、中国における重要な生産拠点としての位置付ける。
合弁会社の概要
会社名：住江互太（広州）汽車繊維製品有限公司
代表者：董事長小川登（住江織物執行役員）
事業内容：自動車用内装表皮材の製造及び販売
設立2005年7月予定
設立地：中華人民共和国広東省広州市南沙区
資本金500万US＄（約5億円）
出資比率：住江織物55％、パシフィックテキスタイルホールディング有限公司33％、丸紅12％
従業員数：約70名程度
営業開始2006年1月予定
今後の見通し
売上高（決算期12月）：2006年度約6億5千万円、2007年度約14億円、2008年度約21億円
