LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

佐川急便/三井物産と提携してタイへ進出

2005年07月20日/未分類

佐川急便(株)は、タイ国で18年の物流事業経験をもつ三井物産(株)の子会社であるタイ・コンテナ・ ディストリビューション サービス(以下:TCD)へ資本参加し、三井物産と提携してタイで物流事業に進出した。

両社は今後物流の拡大と高品質な輸送サービスのニーズの高まりが予想されるタイにおいて、タイ国内物流の機能・付加価値を高めてる。佐川急便が出資したTCDは、バンコク北部のバンカジ工業団地に位置し、倉庫(19,000m2)、トレーラー・トラック等の自社車輌(47台)を保有する総合物流会社で、倉庫・通関・陸上輸送・流通加工等を行っている。

一方で三井物産は、タイでの物流事業経験が豊富で、最近では在シンガポールのアジア地域物流統括会社傘下のミットサイアム トライネット ロジスティクス社を設立し、タイにおいて国際物流や3PL・ソリューション事業の推進体制を強化する。佐川急便との提携で高付加価値化を図るTCDの国内物流サービスも活用して、タイ関連のロジスティクス事業全体の高品質化と相乗効果を図っていく。

佐川急便のノウハウをもってタイ国内物流の拡大と高度化に対応していくことに加えて、AFTAやFTAの拡大を背景としたタイ発着の国際物流も拡大が見込まれる中、佐川急便は自社の国際ネットワークに加えて、三井物産の国際物流ネットワークであるトライネット ブランドのグローバル ネットワークも活用する等、両社はそれぞれの既存の得意分野をいかすと共に、タイでの顧客企業の様々なニーズに対し必要に応じ提携強化も図っていく。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース