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佐川グローバルエクスプレス/誕生 国際宅配便サービス「SGX」開始

2005年07月20日/未分類

佐川急便(株)は、国際貨物を取り扱う国際営業部と、グループ子会社で国内航空便を取り扱う佐川航空、同じく子会社で国際貨物の通関業を担う佐川通関を統合し、新社名を佐川グローバルエクスプレス(株)とした。

また佐川急便グループではアジア各国での事業展開を推進しているが、今後事業環境が整い次第、独自の国際宅配便サービスを開始する。

サービス名称は「SGX」とし、日本を含む同社グループが事業展開している国々の間でサービスを開始する予定で、アジアにおける営業力強化と事業拡大を目指す。

統合について、国際貨物、国内航空貨物が年々増加する傾向のなか、佐川急便グループにおいて、国内小口貨物(宅配便含む)を取り扱う会社(=佐川急便)と、それ以外の貨物(国際貨物、国内航空貨物)を取り扱う会社(=佐川グローバルエクスプレス)の2つに明確化することで、お客様から見てより分かりやすい企業体を構築した。

国際宅配便『SGX』は、2005年7月1日現在、佐川急便グループのアジア地域における事業展開は、韓国・中国・ベトナム・フィリピン・タイ・インドネシア・シンガポールの7カ国に及んでおり、事業領域として、国際フォワーディング事業を中核に、国による規制はそれぞれ異なるものの、通関業・倉庫業・国内輸送事業(宅配便事業含む)、そして国際宅配便事業を展開している。

今後の国際物流市場の趨勢からみて、フォワーディング事業のみならず、貨物の小口化に対応した国際宅配便事業の拡充が不可欠と考えている。

これまで海外展開では、進出国と日本間の貨物を中心に事業を行ってきたが、すでに中国・香港等から日本向けに特化した国際宅配便も取り扱いを開始しており、今後は東アジアとアセアン主要国での事業会社設立を踏まえ、日本向けのみならず、アジア域内で相互展開すべく環境整備に取り掛かっている。

アジアにおける佐川急便グループの新しい国際宅配便サービスの名称を「SGX」として、今後事業環境の整備が完了した国々より開始し、順次アジア域内でのサービスを拡充していく。

統合新会社について
新会社名:佐川グローバルエクスプレス株式会社
(2005年7月11日付にて佐川航空より商号変更)
社長:関根真二
資本金:11億円(増資予定)
本社所在地:東京都江東区枝川1-10-17
従業員数:751名
営業車両台数:243台
事業所数:31店
事業内容:国内・国際第二種貨物利用運送事業、通関業
売上高:311億円(2007年3月期見込み) 

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