日本ユニシス(株)は、(株)セシールの新CRM(顧客管理システム)システムを構築し、本番稼働を開始した。
これにより、セシールは、商品の迅速な配送、配送日時の無料指定、全商品返品無料引取りなど、顧客サービスの大幅な向上を実現した。
本システム構築にあたっては、日本ユニシスの通信販売会社向けWEBサービス型ソリューションパッケージ「IMPACT-DMFF3」を採用し、大規模システムの短期間構築を実現した。
1日平均数万件の注文・問合せを処理するこのシステムは、Windowsと.NETFramework環境を採用した通販基幹系システムとしては、国内最大級の規模になる。
「IMPACT-DMFF3」は、通信販売ビジネスでのさまざまな業務処理要求にWEBサービスで応えるソリューション製品です。コールセンター、EC、IVRなど複数チャネルからの要求に一元管理されたリアルタイム情報を提供することができる。
また、コンポーネント毎の自由な組合せ、追加、カスタマイズも容易で、それぞれの企業環境・要求に対応したシステム構築ができ、コンポーネントの共有が図れるので、サブシステムごとに重複していた機能実装が不要となりシステム全体の維持管理の生産性が大幅に向上する
セシールは、今回の新CRMシステム本番稼働を、第1ステップと位置付け、日本ユニシスは、通信販売会社向けソリューション群と、豊富なシステム構築実績により、セシールの「ショッピングエクスペリエンスカンパニー」実現に向けて強力に支援していく。
「IMPACT-DMFF3」パッケージの価格は、基本構成で1,000万円から。日本ユニシスでは、今後3年間で大手、中堅の通信販売企業の基幹系業務システムとして30社への販売を目指す。