（株）昭文社は、「震災時帰宅支援マップ首都圏版」を発売する。
東京直下型の震災時、自宅まで歩いて帰るために利用できる地図で、万が一東京で大規模地震が発生した場合、交通網は分断され、都心に取り残された約390万人の帰宅困難者は、徒歩で自宅まで帰宅することを余儀なくされる。
本書はこのような場合に、都心から自宅まで帰るためのルートと災害時に必要または役立つ情報を示した、被災時の帰宅困難者の手助けとなる地図。
東京都選定の帰宅支援対象道路16路線および隣接する各県の緊急輸送路をもとに、同社が独自に選定した道路、12ルートをルートごとに紹介。
災害時に水・トイレ及び情報などの提供を行なう帰宅支援ステーション、病院、広域避難所などだけでなく、全ルート実踏調査による、歩行する上での危険箇所、休憩ポイント、水飲み場などの情報を都心からの移動距離などとともに地図上に見やすく表示している。
掲載範囲は、都心を中心に、西は横浜、八王子、北は川越、上尾、東は柏、千葉までにもおよび圏内の通勤・通学者を支援する。
地図以外にも、地震への心構えや被災時の場所別シミュレーションなど対策情報も掲載し、いざというときに備えて、予行演習として自宅までのシミュレーションウォークに、また企業などでの危機管理対策に利用できる。
定価：630円（本体600円＋税）
ISBN：4-398-68053-5
体裁：A5変形（縦210ミリ×横95ミリ）
頁数：112頁オールカラー
縮尺：各ルートマップ1:30,000
収録範囲：都心から国道16号内（横浜、八王子、川越、上尾、柏、千葉などまで）
