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軽貨急配/平成18年3月期第1四半期業績の概況(連結)

2005年08月03日/未分類

軽貨急配(株)の平成18年3月期第1四半期業績の概況(連結)の経営成績は下記のとおり。

同社グループは、「貨物軽自動車運送業界」におけるナンバーワンの地位に甘んずることなく、更なる成長を目指し、「貨物運送業界」市場全体にターゲットを拡大し、事業基盤の構築を図った。

「ダブル・アウトソーシング」が有する競争力の高い独自の強みを生かした「コントラクト・ロジスティクス」を展開し、「輸送」「保管」「在庫管理」「荷役」「情報サービス」「顧客サービス」と言った荷主企業が必要とする多様な物流ニーズを、全部あるいは複数組み合わせて柔軟に提供することができる、本格的な「総合物流アウトソーサー」を目指す。

当第1四半期は、「コントラクト・ロジスティクス」の展開による運送事業(貨物運送受託業務)の順調な拡大に加え、前期末に実施した事業構造改革の効果が表れ、業績は一転ししている。

また、開発事業(委託事業主開発業務)は、引き続き、オーナー・オペレーター(個人委託事業主)の入口での審査を強化しており、立替払契約解消(債務保証履行)件数も確実に減少傾向にある。

これらの結果、当第1四半期の連結業績は、売上高9,178百万円(前年同期比5.4%減)、売上総利益2,694百万円(前年同期比4.7%減)、営業利益532百万円(前年同期比6.0倍)、経常利益477百万円(前年同期比8.3倍)、当第1四半期純利益347百万円(前年同期比16.3倍)となった。

事業別セグメントの概況
運送事業
売上高は7,197百万円(前年同期比2.7%減)、部門別売上高では、一般軽貨物部門4,433百万円(前年同期比3.4%増)、軽貨物積合せ及び運輸付帯サービス部門2,433百万円(前年同期比12.7%減)となった。

一般軽貨物部門は堅調に伸びたものの、軽貨物積合せと運輸付帯サービス部門は、前期に実施した軽貨急配シーエス(株)における不採算取引の解消により、売上高は減少し、同事業全体の売上高も、僅かながら減少した。

しかしながら、事業構造改革により、リース料を含む販売費と一般管理費を大幅に圧縮し、営業利益は832百万円(前年同期比2.5倍)と好調に推移した。

開発事業
審査強化により、売上高は1,980百万円(前年同期比14.2%減)となったが、立替払契約解消発生額は230百万円(前年同期比55.0%減)と、計画どおり減少している。

しかしながら、同事業の今後の課題としまして、オートローンの債務保証リスクの排除を目指して、現在、同社の保証のないローンの取組の拡大や、事業協同組合以外の保証委託先の開拓、リースへの移行等を検討している。

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