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日新/中国外運総公司と協力事業を展開

2005年08月03日/未分類

(株)日新は、中国を軸とした国際物流事業を飛躍的に拡充するため、中国の物流会社、中国対外貿易運輸(集団)総公司(本社=北京)と、北京の金運大厦において新しい協力事業のため新合弁会社を設立する。

合弁会社は、中国外運総公司の既存子会社に資本参加する形をとり、名称は「日新-中外運国際貨運有限公司」とし、10月からの営業開始を目指す。

新会社は、本社を北京に置き、天津、大連、青島、広州、武漢、福州、西安、杭州、南京、深セン、廈門、上海の13拠点を有し、航空・海上輸出入貨物のフォワーディング、倉庫業、通関業、運輸業、梱包業、航空機チャーター、スペースチャーターなどの業務を取り扱う。

合弁双方が永年にわたって築いてきた信頼関係と相互理解をもとに、中国外運総公司が保有する中国国内3,000箇所(職員数34,000人)を超える拠点網と物流施設(敷地面積1,000万㎡強、倉庫延床面積600万㎡)・車輛(4,700輛)を利用し中国全土を網羅するネットワークを形成する。

同時に、日新の日本国内および海外22カ国・101拠点のネットワークとの連携により、陸・海・空の輸送手段を通じ、中国国内物流はもとより、日中間、北米・アジアなどとの中国発着貨物を取り込み、最も効率的なグローバル・ロジィスティクスを提供する。

日新は、1955年、中国が戦後日本ではじめて開催した中国博覧会での展示品等を取り扱って以来、中国物流事業50年の実績を有している。

中国外運総公司との連携は、既存の合弁事業によるドア・ツー・ドアの一貫輸送サービス、チャイナ・ランド・ブリッジなどでの共同事業のほか、一昨年には同社の香港上場に際し、戦略的パートナーとして協力している。

なお、日新は、本年度より新中期(3ヵ年)経営計画をスタートさせたが、同計画では中国事業の営業拡大が最大のターゲットで、4月には、中国事業強化のため上海に中国事業部を移転させている。

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