DHLフルフィルメントは、ドイツのメールオーダーによる携帯電話販売大手であるエテレオン（etelon）GmbHとの間で、ロジスティクス業務についての契約を結んだ。
DHLフルフィルメントは、シュタウフェンベルク（Staufenberg）にある同社のハイテク関連顧客用施設である「フルフィルメント・プラス」ロジスティクスセンターで、携帯電話と付帯契約合わせて年間11万件を扱う見込み。
エテレオンへのサービスは、在庫管理から最終消費者への商品配送までのサプライチェーン全体におよぶという。
DHLは、特別な倉庫施設で、SIMカードが付いた携帯電話を個人情報書類と共に梱包し、発送準備態勢を整える。
近代的なインフラ設備や交通の要衝に位置する「フルフィルメント・プラス」の地の利があることから、DHLは受注締め切り時刻を遅く設定することができるという。例えば、通常サービスでは午後8時、エクスプレスサービスでは同10時までに、それぞれインターネットで注文すれば、顧客は翌日中に商品を受け取ることができる。
DHLは、エテレオンが携帯電話を販売するために必要な顧客情報の管理についても、電子情報伝達システムの仕組みを整えるなどして対応する。
