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スターリングコマース/新たな主力製品を投入、SCMと複合的な販売管理機能統合で新戦略

2007年10月25日/IT・機器

米スターリング・コマースは10月24日、これまでのSCMアプリケーションとマルチチャネル販売管理アプリケーションを統合した新製品「スターリング・セリング&フルフィルメント・スイート」を発売すると発表した。

同社の主要製品である「スターリング・サプライチェーン・アプリケーション・スイート」と「スターリング・マルチチャネル・セリング」を統合し、SOAベースで構築したもので、需要予測、物流管理、在庫管理といったプロダクトアウト型のSCM機能に加え、複雑化した業務プロセスを円滑化し、顧客視点からのバリューチェーン構築を可能にする。

新製品の発表に合わせて来日した同社インターナショナル・オペレーションのデイヴ・ロビンソン・シニアバイスプレジデントは、「日本に限らず、世界の企業の取引環境は海外比率の高まりとともに複雑化している」と指摘。

顧客ニーズは「分単位のサービスまで拡大」(ロビンソン氏)する一方で、ビジネスチャンスは「企業が発展する最も外側、つまり顧客と接するエッジの部分にある」として、SCMと複合的な販売管理が統合された新製品の優位性を強調した。

スターリング・セリング&フルフィルメント・スイートでは、製品の市場投入からオーダー処理、製造、保管、配送、返品管理、入金処理までのプロセスを社内だけでなく、国内外の取引先、パートナーと連携して顧客視点のサービス・商品の提供を支援する機能が盛り込まれた。

これに合わせて同社は、10月25日に「スターリングコマース・コネクション2007」と題した顧客向けの新戦略発表イベントを実施するほか、パートナー企業との連携強化、サポート・サービス要員の大幅増員など拡販に向けた体制を拡充する。


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<新戦略を発表するデイヴ・ロビンソン・シニアバイスプレジデント>

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