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UPS/アジア・太平洋地域からの輸出取扱量39.5%増加

2005年08月17日/未分類

UPSは、2005年第2四半期の業績で、UPSアジア太平洋地域では、前年同期比で、中国で99%の輸出量増加、インドでは75%以上増加したことで、輸出取扱量が39.5%増加した。

UPSは、第2四半期においてアジア・太平洋地域の同社ネットワークを強化、フィリピンにあるアジア圏内ハブ空港機能を3倍に増加させ、シンガポールでは425,000平方フィートの設備に着工しアジア圏内での貨物輸送およびロジスティック機能を拡大する予定です。また中国・広州へ業界で初めての直行便の運航を開始し、上海では新たに国際ハブ空港の建設につき上海空港(集団)有限公司と合意した。

2005年6月30日に終了した2005年第2四半期の希薄化1株当たり利益は、前年の0.72ドルから0.88ドルに上昇した。

また純利益の総額は前年同期の8億1,800ドルから9億8,600ドルに伸びています。さらに、売上は前年の88億7,000万ドルから14.9%増の101億9,000万ドル。これには、昨年末に買収したメンロー・ワールドワイド・フォワーディング社が一部貢献している。

第2四半期における世界全体での1日平均取扱量は55万7,000個(4.1%)増の1,410万個。貨物1個当たりの平均収益は4.7%増と堅調な伸びを見せている。

世界全体での営業利益は前年同期の13億1,000万ドルから18.2%増加し、15億5,000万ドル。

第2四半期の部門別ハイライト

国際小口貨物部門は、売上は22.7%増の20億ドル、営業利益は41.3%増の3億9,700万ドル。輸出小口貨物の取扱量は、アジアでの取扱量が39.5%増えたことから、18.2%の大幅増。また中国の取扱量は99%増え、今回もアジアの業績を押し上げる役割を果たしている。貨物1個当たりの平均収益は9.4%伸びている。

米国国内の小口貨物部門では、取扱量は3.2%増、売上は5.7%増の69億4,000万ドル。営業利益は13.2%増えて11億2,000万ドル、営業利益率は1.1%上昇して16.1%。貨物一個当たりの平均収益は2.4%増となり、価格は安定している。

サプライ・チェーン・ソリューションズ部門では、売上は84.9%増の12億5,000万ドル(主にメンロー・ワールドワイド・フォワーディング社の収益追加による)。メンロー・ワールドワイド・フォワーディング社の統合で見込まれるコストにより、収益性は減少したが、統合によるシナジー効果は2006年に5,000万~1億ドル、2007年には2億ドルを超える見込み。

UPSは2005年第2四半期にサービスの拡大、製品とテクノロジーのイノベーション、買収事業を推し進め、好調な業績を挙げた。

米国国内の小口貨物部門も積極的に事業を展開した。まず、UPS Quantum ViewSM ビジビリティ・ツールの機能を強化し、UPSの輸送システムを介して顧客に送られる貨物の情報を顧客に自動的に通知する機能を追加した。また、業界で唯一、4万ヵ所のドロップボックスで手続き済みの返品(トラック便)の受入れを開始したほか、早朝配送に対応する地域の大幅な拡大を発表している。

買収戦略も前進した。第2四半期には、混載トラック便サービスの提供に向けたオーバーナイト社の買収が合意に達している。買収は8月5日に完了。

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