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サン・マイクロシステムズ/無線ICタグ対応オフィスキャビネットシステム発売

2005年08月24日/未分類

サン・マイクロシステムズ(株)(以下:サン)は8月24日、日本信号(株)と協力し、無線ICタグを用いたオフィスキャビネットシステム「Sun Ray(TM)データセキュリティオフィス」を開発、販売を開始する。

標準価格は最小構成で120万円から。

製品は、顧客情報・契約書類・技術設計書など機密性の高い書類、重要情報が保存されたノートPCやCD・DVDなど重要情報が格納されている物理的な媒体そのものの、社員や職員による持ち出しを管理するシステム。

日本信号の無線ICタグ対応セキュリティキャビネット「IS-Cabinet(アイズキャビネット)」とサンのシンクライアント端末「Sun Ray Ultra-Thin Client(サン・レイ・ウルトラ・シンクライアント)」とサーバ、無線ICタグシステム専用ソフトウェア「Sun Java(TM) System RFID Software」を組み合わせた、企業をはじめとする様々な組織体に向けた重要情報の出納管理システム。

個人情報漏洩が社会問題となり経営上の大きなリスクとして認識されつつあるが、情報漏洩の原因の36.1%が盗難、21.6%が紛失・置忘れとされ、しかも漏洩経路の45.9%が紙媒体経由とする調査結果もある。

本年4月に個人情報保護法が施行されて以来、多くの企業が情報セキュリティシステムの強化に取り組んでいるが、印刷された紙やCD・DVDなどのメディアの所在まで管理できていないのが現状。

「Sun Rayデータセキュリティオフィス」は、無線ICタグを用いて、書類ファイルの所在検索、貸し出し、返却管理の他、書類ファイルを利用するユーザーの認証や、不正持ち出しを防ぐための書類ファイルの常時監視が可能になる。

これまで不正閲覧・持ち出しを防止するには社員ごとに閲覧できる書類を制限するしかなく、その結果、書類利用の利便性が大きく損なわれ、社員や職員の業務遂行に支障がでることもあった。困難であった膨大な数の書類ファイルの管理をサーバで集中して行うことで重要情報の漏洩防止を強化することができる。

問い合わせ
サン・マイクロシステムズ株式会社
カスタマー・ネットワーキング・センター(CNC)
Tel.03-5717-5033

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