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オムロンヘルスケア/「JDEdwards Enterprise One」導入

2005年08月31日/未分類

日本ピープルソフト(株)は、オムロンヘルスケア(株)が、同社の基幹業務システムに、「JDEdwards Enterprise One」(旧People Soft Enterprise One、以下:Enterprise One)を採用し、会計、販売、在庫、調達、生産管理を含めた基幹業務システムをグローバルに構築したと発表した。

同システムは、2004年10月の日本国内のオムロンヘルスケア本社とその営業拠点、生産会社、シンガポール販社での本番稼動に続き、2005年5月には、中国の大連販社と上海営業所にて本稼動を開始した。

すでに欧米の販売拠点では、同システムが導入されており、今回のアジア圏におけるシステム展開によりグローバルでの共通基盤が確立された。

オムロンヘルスケアは本システムをベースに今後、世界規模での経営管理情報の可視化や多面的な分析を通じて、経営のスピード化を実現する。また今回、シェアードシステム化することにより、業務プロセスを標準化するとともに、Total Costof Ownership(システム総保有コスト)の低減を目指す。

同社では2003年7月のオムロンからの分社を機に、独立会社として経営情報を迅速かつ多面的に管理でき、また事業特化による業務プロセスやビジネス環境の変化に対応できる独自のシステム基盤の構築が急務となっていた。

また同社では1991年に世界市場への供給基地として設立された中国の生産拠点から全世界へ商品を供給するというグローバル展開を図っている。

このような状況下、業務プロセスを含むシステムの標準化による管理レベルの底上げなど、同社のグローバル経営をサポートし、かつ成長と変化に対応できる拡張性の高いシステム基盤が検討されていた。

新システムへオムロンヘルスケアが期待する効果は以下の3点。
(1)経営管理情報の可視化と多面的な分析によるグローバル・スピード経営の実現
グローバルでの共通情報基盤を構築することで、情報の可視化とスピード向上、ならびに早期分析を可能とし、スピード経営の実現に役立てる
(2)TCOの削減
シェアードシステム化によりメンテナンスと運用コストを低減し、トータルコストの削減を目指す
(3)グローバルに標準化されたシステム基盤づくり
グローバルに事業を拡大していくにあたり、世界規模での業務プロセス標準化を可能にする柔軟なシステムの基盤を作る

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